浮気調査は自分でできる?妻の浮気調査には意外な落とし穴が!
夫の不倫が発覚したら、妻が浮気の証拠集めをすることもできるのでしょうか。旦那が妻以外の女性相手に不倫しているとはいえ、妻は旦那と過ごす時間の長い家族の一員です。妻が証拠集めをすることができるなら、探偵事務所や興信所に浮気調査を依頼する必要はありません。
離婚のために浮気調査をするのなら、最も効率的に不倫の証拠を集めることができる立場にいるのが妻であるといえます。しかし、妻が浮気調査のプロであるということは確率から考えてまずないでしょう。ほとんどの場合は浮気調査の素人であるに違いありません。
浮気調査の素人である妻に不倫の裏付けたる証拠を集めることは可能なのでしょうか。離婚のための証拠集めはどんなことに気をつければいいのでしょうか。実は、自分でする浮気調査には、妻がよく知らない落とし穴があるのです。有利な離婚のためにも知っておきたいことをお話します。
■妻が自分でする浮気調査には限界がある?
結論からいうと、妻が不倫の証拠集めのプロでもなければ身近な存在である旦那の不倫の証拠を集めることは非常に難しいです。そもそも、そんなに簡単に不倫の証拠を集めてしまえるのであれば、世の中にはこんなにたくさん探偵事務所はないのではないでしょう。興信所に持ち込まれる依頼だって激減するに違いありません。
今日、永遠の愛を誓って結婚しても、不倫を理由にした離婚は後を絶ちません。もちろん探偵事務所や興信所に「別れたいから旦那の浮気の証拠を掴みたくて」と持ち込まれる相談も非常に多いという現状です。皆さんが自分で簡単に浮気の証拠を掴めるなら、探偵事務所や興信所への依頼数はこんなに多いでしょうか。そう考えると、証拠集めは意外と大変そうだと思いませんか。
実際、証拠集めに慣れていない人が浮気調査をするのは大変です。テレビのドラマや小説ではよくLINEやメール、電話で旦那の浮気の証拠をおさえるというシーンが登場します。確かに電話やメールといった浮気相手との連絡手段を確認して、浮気が発覚するということは多いです。メールや通話の履歴から浮気を疑うようになることも多いです。しかし、「浮気かもしれないメール」や「浮気相手と思わしき異性との通話履歴」だけでは証拠として弱いのです。これだけで浮気調査完了ということであれば、世の中のほとんどの奥さんは旦那が怪しい行動をとった時点であっさり証拠集めに成功してしまうことになります。
実はこうした日常の中の不倫の証拠には欠点があるのです。だからこそ、多くの妻は興信所や探偵事務所に浮気調査を依頼するという現実があります。
■有力は不倫の証拠とは?メールやLINEだけでは不十分?
浮気調査の証拠集めのプロではない妻が集めたい証拠は、証拠として使えない可能性が高いという欠点があるのです。
「LINEや通話履歴は確固たる証拠では?」と皆さんは思うかもしれません。しかし、その証拠は法廷において有力な証拠にならないことがほとんどです。なぜかというと、離婚裁判や離婚調停では「異性とメールしていた」「通話履歴に女性の名前がある」だけでは不十分だからです。
慰謝料や離婚の境界線になる重要事は旦那が異性と密会をしており、肉体関係があるかどうかです。会っていた、デートをしていたという事柄だけでは法廷では不倫の線として弱いのです。旦那が他の女性と遊園地でデートをしていたとして、世間一般では浮気という認識でも法廷ではまだまだ足りないということです。
だからこそ探偵事務所や興信所は「旦那と異性が会っていた」という証拠ではなく、もっと強力な証拠を集めます。
■プロの浮気調査では「使える証拠」の収集が可能
例えば女性と会っている場面を写真で撮影するのではなく、ホテルの前で密会しているシーンをおさえて撮影します。ホテルで会っていてもそれが名刺交換であると言い逃れされてしまう可能性もあるため、ホテルにどのくらいの時間滞在したかもチェックします。
10分ほどの滞在であれば本当に名刺交換している可能性だってあり得ます。しかし2時間や3時間の滞在で明らかに部屋に異性と二人きりであればどうでしょう。裁判官に証拠として提示すれば「これは肉体関係がありそうですね」という話になります。こういった強力でありながら法廷で使える証拠は浮気調査に馴染みのない人がおさえるのは非常に難しいです。
相手に気づかれて逃げられる可能性があるため、探偵は基本的にチームで行動します。チームを組んで浮気調査の対象を追うという話から、ママ共にお願いしてチームを組んで証拠集めをしてみたらどうだろうと思うかもしれません。調査の基本をわかっていないと、チームの誰かが気づかれてしまい、逃走されてしまうこともあります。
プロはチームでただ張り込むだけでなく、逃走された時のための人員や撮影のための人員、聞き込みをする人員と、それぞれのプロが協力して浮気調査を行います。チーム全員でお互いを補い合い、上手く証拠をおさえるのです。証拠集めに慣れていない人がチームを組んでも目立ってしまい、上手く浮気調査をすることは難しいといえます。
■まとめ
自分でする浮気調査には落とし穴があります。だからこそ考えたいのは、探偵事務所や興信所といったプロに依頼するということです。
浮気調査の経験が豊富で、チームとして行動することにプロは慣れています。基本的に旦那の浮気を奥さん自身が調査すると旦那も不信を抱くというケースが非常に多いのです。旦那に普段通りの行動をしてもらい、奥さんにも普段通りに接してもらう。そして浮気の証拠をぽろっと出したところをプロが確実におさえていくのが浮気調査を成功させるポイントです。
プロと浮気調査の依頼人である妻には別々の役目があります。確固とした不倫の証拠を掴むためにも、信頼できる探偵事務所や興信所に不倫の調査・別れさせ屋業務をお任せください。